理事長挨拶
体育・スポーツ活動の普及は、市民の健康増進を促し、人間性を豊かにするとともに地域含めた人間同士のふれあいを深め、連帯感を高める上で重要な役割を果たすものとして大いに期待されるものです。
昨今の社会情勢の変化や高齢化とあいまって、人間が健康で充実した生活を営み、社会の一員としてその役割を担っていくために、いつでも、だれでも、自分の好むスポーツを行い、関わりを持ち、あらゆる世代を通じてスポーツにより健康づくりを進めていくことが重要な課題となっています。
マラソンやオープンウォータースイミングという競技スポーツは、進展する国際化の中にあって、さらなる競技レベル向上が求められています。
また、生涯スポーツの台頭により、今後の体育・スポーツは、「競技スポーツと生涯スポーツ」両面の調和のとれた発展を求められるという新たな段階を迎えています。
しかし、公平で紳士でボランタリーが必要なスポーツの領域で、大会関連者や参加者に対して不透明な領域があるのも事実です。
我々一般社団法人日本スポーツコミュニケーション協会では、機能の効率化を図りつつも、行政と一体となって広く市民・団体・企業との協力を得て、さらに組織・財政基盤の強化を図り、もって事業の拡大発展を強力に推進し、今後の体育・スポーツ活動の普及発展に勤め、常に情報開示の元ディスクローズを行い、組織の一元化を図ることを目的に社団法人を設立するものです。
平成25年10月吉日
理事長 奥島康志